
2026年7月31日(金)の発売を間近に控えた拡張パックストームエメラルダ。今回は、全カードリスト解禁の「発売前」だからこそ知っておきたい注目カードを徹底分析!複数のポケカプレイヤーによる評価をベースに、強いカード・集めておきたいカード・警戒すべきカードを整理しました。新環境のスタートダッシュを決めるための情報を、対戦目線でお届けします。
今弾の総評
複数のポケカプレイヤーの評価を総合すると、ストームエメラルダは「面白いカード・将来性のあるカードは非常に多いが、現環境トップを直接崩すほどの圧倒的な1枚は少ない」という見方が共通しています。とはいえ注目カードは多く、特に伝説の溶岩洞(スタジアム)とファイアローexが、デッキ構築の選択肢を大きく広げる存在として高く評価されています。
表紙を飾るメガレックウザexは賛否の分かれた1枚でしたが、同弾のカードとの噛み合いが見えたことで「本格始動」への期待が高まっています。
ストームエメラルダ(M6)基本情報
総合ティア表【S/A/B/C】
カードリスト公開直後のポケカプレイヤーの評価を統合した、総合ティア表です。実際の評価は環境の変化や研究の進展で変動します。
評価が割れたカードは、より多くの支持を集めた位置に配置しています。
| ティア | カード | カテゴリ | 一言評価 |
|---|---|---|---|
| S | 伝説の溶岩洞 | スタジアム | 進化特性を全ロック。環境を変える最注目カード |
| S | ぼうけんのランタン | グッズ | 1枚で炎&雷エネを確保。汎用性・将来性が随一 |
| S | ファイアローex | ポケモン | 2枚確定サーチ+展開補助。溶岩洞との噛み合いで評価急騰 |
| A | メガレックウザex | ポケモン | 青天井火力。研究次第で環境入りを狙える表紙枠 |
| A | メガカラマネロex | ポケモン | ベンチ数依存の高火力。進化ライン全体で高評価 |
| A | 特注チョッキ | どうぐ | メガexのワンパンを防ぐ強力なメタ道具 |
| A | メガゴルーグex | ポケモン | 2エネ300打点。制約はあるが超タイプで達成しやすい |
| A | ノクタス | ポケモン | 特性持ちメタ。挿し色で効く優秀な対策枠 |
| B | メガグソクムシャex | ポケモン | HP340+逃げ縛り。テクニカルに戦える |
| B | ブーバーン | ポケモン | 炎&雷エネ加速。メガレックウザexとの相性抜群 |
| B | ルリリ | ポケモン | 特殊エネも加速できる優秀なベイビー |
| B | ブルンゲル | ポケモン | 置物ドローソース。進化前グッズロックのプルリルも優秀 |
| B | ライコウex | ポケモン | 先攻1ターン目から加速。速度が魅力 |
| C | ヒートロトムex | ポケモン | トラッシュ参照。フィニッシャー次第で化ける |
| C | レックウザキャップ | どうぐ | エネ加速付与。サーチ手段が増えれば評価上昇 |
| C | ギリー | サポート | サポ・スタジアム3枚サーチ。構築を選ぶ |
| C | ヤミラミ | ポケモン | 強制展開でLO狙い。コントロール向け |
表紙「メガレックウザex」評価
手札からベンチに出したときに山札からエネ加速する特性と、場の炎・雷エネルギーの数×50ダメージという上限のない火力を併せ持つ表紙ポケモン。
当初はガラスのラッパからのエネルギー補給が話題になったが「耐久面やエネルギー要求値が高く、構築が難しい」と賛否が分かれました。しかし、同弾のブーバーン(炎&雷エネ加速)とぼうけんのランタン(エネ手札補充)が噛み合うことで評価が上昇。毎ターン火力を100ずつ伸ばせる基盤が見え、「本格始動」への期待が高まっています。
HP280は少し心もとない数字となっており、バッフロン(カーリーウォール)との組み合わせも考えたい。現環境トップのドラパルトに最も対抗できる可能性を秘めた1枚、との声もあります。
カテゴリ別・注目カード解説
ポケモン
無色のメガ進化exがいれば手札からベンチに出せる特性と、150ダメージ+山札から好きなカードを2枚サーチする技を持ちます。序盤の展開補助・手札補充をしながらサイドも取れる器用さで、今弾トップクラスの評価。特に「伝説の溶岩洞+手札干渉」のコンボを確実に揃えられる点が、溶岩洞の登場で価値を大きく高めました。
悪エネ2個で相手ベンチ数×70ダメージ(最大350)、または200ダメージ+確定混乱を出せる1進化メガポケモン。高い耐久力と火力を両立し、メガ進化も一撃で狙えるポテンシャルを持ちます。進化前のマーイーカも相手の手札をトラッシュさせる技を持ち、進化ライン全体で高く評価されています。
「手札10枚以上でしか技が使えない」制約と引き換えに、2エネ300ダメージという破格の打点を出す超タイプ。超タイプは展開・手札補充がしやすく制約は意外と達成しやすいうえ、伝説の溶岩洞で特性が消える盤面でも高火力を押し通せる強みがあります。マシマシラ等で自傷を相手に還元する動きも注目です。
相手の場の「特性を持つポケモンの数×50ダメージ」を追加する草タイプの1進化。特性持ちを並べるメガレックウザexやたねex系デッキに刺さり、1-1ラインの挿し色として採用できる優秀なメタ枠です。過去のハッサムのような立ち位置で重宝される見込み。
特性で手札から炎エネルギーと基本エネルギーをエレキブルまたはブーバーンに加速。新登場の「ランプ」やエレブー・ブーバーと組み合わせたエネ加速コンボが強力で、メガレックウザexの主要な加速役として期待されています。サイドを取られにくい非exのアタッカー兼加速役としても評価。
HP30・逃げエネ0・技エネ0のベイビーで、山札から特殊エネルギーを含む好きなエネルギーをベンチに加速できます。ラティアスexなどで下がりつつベンチ育成するデッキや、サイドを取られても痛くないたねex主体のデッキと好相性。愛らしい見た目からAR化への期待も。
このほか、メガグソクムシャex(HP340+逃げ縛り)、ライコウex(先攻1ターン目から加速)、ブルンゲル(置物ドローソース)、ヒートロトムex(トラッシュ参照の炎フィニッシャー候補)などが、それぞれの役割で注目されています。
グッズ
山札から基本炎エネルギーと基本雷エネルギーを1枚ずつ手札に加えるグッズ。1枚が実質エネ2枚に化ける動きが強力で、単体パワー・汎用性・将来性のすべてが高く、今弾トップ級の評価。メガレックウザexやブーバーン系はもちろん、今後のカードプール拡張でも重宝される確定枠です。
回復量がトラッシュの同名数で増えるおいしいおむすび(最大90回復)も、ファイアローexでサーチする耐久コンボなどで採用価値があります。
サポート
山札からサポートとスタジアムを合計3枚サーチするギリーは、伝説の溶岩洞を確定サーチする用途で注目されるものの、サポート権の重さから構築と使い所を選びます。フトゥーとランの修行は性能控えめで、対戦での採用は厳しめ(ファン向け)という評価です。
スタジアム(伝説のスタジアム)
お互いの場の「進化ポケモン」全員の特性をすべて消す、今弾圧倒的No.1評価のスタジアム。ドロンチ(ドラパルト)、ゾロアーク、メタング系など環境上位の進化特性デッキを軒並み止められます。手札干渉(アンフェアスタンプ、レッドカード)と合わせて貼る動きが強力。伝説スタジアムのため複数枚での設置やギリー等でのサーチが必要で、再現性の確保が課題です。キチキギスなど「たねポケモン」の特性は止まらない点にも注意。
このほか、お互いの回復量が2倍になる伝説の海溝(メガガルーラex・ファイアローexなど耐久系と好相性)、無色ポケモンの取られるサイドを1枚減らす伝説の山頂(相手ターン限定のため海溝より優先度低め)が登場します。
エネルギー
※今弾に新規の特殊エネルギーカードはありません。
集めておきたいカード
「強い」だけでなく、複数のデッキで使い回せる・今後も長く使えるという観点で、早めに確保しておきたいカードをまとめます。
- ぼうけんのランタン:炎・雷系の複数デッキで採用される汎用グッズ。将来性も高く最優先
- ファイアローex:無色メガex軸で幅広く入るサーチ役。1枚は持っておきたい
- 伝説の溶岩洞:環境を左右するスタジアム。複数枚使う構築もあるため確保推奨
- 特注チョッキ:メガex環境のメタ道具。対策側として持っておくと安心
- ルリリ:汎用加速ベイビー。AR化が実現すればコレクション需要も
警戒すべきカード
自分が使うかどうかに関わらず、対戦相手に使われると厄介なカードです。デッキを組む前に、これらへの耐性を意識しておきましょう。
- 伝説の溶岩洞:進化特性に依存するデッキ(ドラパルト等)は機能停止の危険。スタジアム上書きや、特性に頼らない攻め筋の用意を
- 特注チョッキ:メガexでワンパンを狙う構築は、これ1枚で計算が崩れる。打点の上振れ手段を確保しておきたい
- ノクタス:特性持ちを並べるデッキへの刺さりが鋭い。並べる数やベンチ管理に注意
- ヤミラミ:強制展開からのLO(山札切れ)を狙う遅延デッキ。長期戦になる相手として頭に入れておく
環境予想
複数のポケカプレイヤーの見解を総合すると、今後の環境は「伝説の溶岩洞」を中心に動くと予想されます。強力な進化特性を止められるため環境全体のスピードがやや後ろに倒れ、確定サーチのファイアローexや手札干渉の価値が上がる、コントロール寄りの流れが見込まれます。
ドラパルト環境自体は継続するものの、「ドラパルトを直接崩す」というより、「特注チョッキや伝説の溶岩洞をどう組み込むか」というデッキビルドの工夫が問われる形に。そして、エネ加速問題をどうアプローチしていくかメガレックウザexが、本格的に環境トップへ食い込めるかが最大の注目ポイントです。
まとめ
- 今弾の主役は「伝説の溶岩洞」。進化特性ロックで環境を動かす1枚
- ファイアローex・ぼうけんのランタンは汎用性が高く、集めておく価値大
- 表紙のメガレックウザexは、ブーバーン+ランタンの基盤で本格始動に期待
- 環境はコントロール寄りに。溶岩洞と特注チョッキへの対策が鍵
ストームエメラルダは、環境を一変させる派手さより、既存デッキへの選択肢を増やす「渋い名弾」になりそうです。気になったカードは、ぜひ実際に手に取って研究してみてください。
この記事について
本記事は、複数のポケカプレイヤーによる評価・配信内容をもとに編集部で総合的にまとめたものです。カード評価は発売直後の事前評価であり、今後の環境変化や研究の進展により変動します。


















